親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

先月辞めた元会員さんによる「なぜ今ごろ脱会したのか?」について

コメント欄に頂いた「先月辞めた元会員」さんの文章が最近まで会員だった方の心情をとても正確に書かれていたので、記事として紹介します。 先月辞めた元会員 2020-09-20 13:46:19 先月辞めた元会員です。会員歴25年ですがそのうち20年は報恩講降誕会参詣と…

親鸞会幹部講師の法話がYoutubeで公開。その意味を考える。

Youtubeの親鸞会公式チャンネルに、親鸞会幹部講師の法話が公開されました。【浄土真宗の法話】親鸞聖人の教えは「なぜ生きる」の答え(前編) 高森光晴氏の法話動画です。以前と髪形も変わり、高森顕徹会長に寄せてきたような印象を受けます。 サムネイルに…

同朋の里へ移転した顕真学院。以前の建物はどうなったか行ってみた(情報提供)

顕正新聞2020年(令和2年)8月15日号によると、今年の5月1日に顕真学院が福井県あわら市から富山県射水市の同朋の里に移転しました。 顕真学院は、布教に専念する講師部や、本会の聖務に従事する親友部を目指す若人の養成機関である。(顕正新聞より) …

顕真の特集「歎異抄をひらく」の肝要を学ぶ。を読んで思ったこと(顕真2020年7月号)

親鸞会機関誌 顕真2020年(令和2年)7月号を読みました。 この号は目次から一部引用しますと以下の記事が掲載されていました。 特集1 コロナ禍に教えの光 オンラインで歓喜広がる 特集2 「歎異抄をひらく」の肝要を学ぶ 全章を貫く「他力信心」 ここ…

2020年親鸞会降誕会・追悼法要の内容を参加者はどう受け取ったのか(顕正新聞2020年9月1日号より)

shinrankaidakkai.hatenablog.com 前回の記事で、2020年親鸞会 降誕会・追悼法要の内容について書きました。 今回は、その行事の内容について書いた顕正新聞の内容から、親鸞会会員はどのようにその話を受け取ったのかを書きます。最初に「論説」にどう…

「無明の闇=後生くらい心ではない」と自著「なぜ生きる」の間違いについて釈明をはじめた高森顕徹会長(2020年08月10日親鸞会館降誕会より)

2020年08月9日(日)10日(月)と親鸞会館にて、降誕会・会員追悼法要が開かれました。 親鸞会20200809-10降誕会しおり9日は、過去のビデオ法話の上映でした。演題は「真の先祖供養とは(歎異抄第5章)」。 10日は午前中のみ高森顕徹会長が4ヶ月ぶりに会…

「歎異抄をひらく」とはどんな本だったのか(顕正新聞・顕真から見る)

前回の記事 顕正新聞からみえる「歎異抄をひらく」の扱いの変遷(2020年8月1日号・論説「十二年間、待望の書籍」を読んで) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ の続きです。 「歎異抄をひらく」が発刊されたのは、親鸞会結成50周年にあたる2008年4…

顕正新聞からみえる「歎異抄をひらく」の扱いの変遷(2020年8月1日号・論説「十二年間、待望の書籍」を読んで)

親鸞会の機関紙・顕正新聞2020年8月1日号を読みました。以下思ったことを書きます。8月9日(日)10日(月)の降誕会・追悼法要は、一部地域の参加者による1500人限定で親鸞会館で行われるとのことでした。今回は、論説について書きます。タイトルにも書…

顕正新聞論説に見る親鸞会会員の「救い」観(2020年(令和2年)07月15日号を読んで)

親鸞会の機関紙・顕正新聞2020年07月15日号を読みました。 以下、思ったことを書きます。高森顕徹会長が会員の前で話をすることも無くなったので、顕正新聞にも高森顕徹会長がこういう話をしたという記事は掲載されていません。 こういう状況で、今回特に目…

高森顕徹会長が3ヶ月会員の前に現れないことで、会員に気づいて頂きたいこと。

新型コロナウイルス対策で、大規模な行事はできない状態が続いています。ここ最近は、徐々に緩和に向かいつつありますが、今後どうなるかはわかりません。そこで、最近は各伝統教団でもネット中継も増えてきております。それに対して、親鸞会は以前から高森…

[ネタバレ]映画「歎異抄をひらく」の感想(3)。「高森先生」と「高森顕徹氏」の対話として見る

映画「歎異抄をひらく」の感想並びに考察をこれまで2回書きました。 shinrankaidakkai.hatenablog.com shinrankaidakkai.hatenablog.comこれまでは、平次郎(唯円)=親鸞会講師という立場で描かれた作品だと見るとこうなるという考察を書きました。今回は…

[ネタバレ]映画「歎異抄をひらく」の感想(2)映像化した高森顕徹会長への御礼状と親鸞会講師部員の本音

前回の記事 shinrankaidakkai.hatenablog.com の続きです。前回の記事で、この映画「歎異抄をひらく」は主人公平次郎=親鸞会講師部員としてみると話がつながるということを書きました。 その前提で、なぜこの作品を見た時に何を描いたものか分からないとい…

[ネタバレ]映画「歎異抄をひらく」の感想。令和の親鸞会講師部員の過去・現在・未来の自画像としての作品

映画「歎異抄をひらく」のBlue-ray/DVDが5月13日に発売になりました。 tannisho.jpすでに入手された方からお借りする形で、見ることができました。以下思ったことを書きます。映画「歎異抄をひらく」中身はBlue-RayとDVDの二枚組みです。字幕は、日本語、英…

親鸞会会館で説法していたのは会館だったと分かった高森顕徹会長のネット中継法話

2020年(令和2年)04月26日(日)高森顕徹会長のビデオ法話がネット中継されました。 その内容については、以下のブログにも詳しく書かれています。 shingikensho.blog12.fc2.com 2月以来、新型コロナウイルスの影響により親鸞会館(富山県射水市)に全国…

[書評]なぜ人はカルトに惹かれるのか−脱会支援の現場から(瓜生崇著 法藏館)

なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から作者:瓜生 崇発売日: 2020/05/15メディア: 単行本(ソフトカバー)【新刊出来】瓜生崇『なぜ人はカルトに惹かれるのか:脱会支援の現場から』「これで、迷わず生きていけると思った」。アレフ(オウム真理教…

親鸞会会員の方はいまこそスマホでネット配信の法話を聴聞したらいいと思います

昨今の新型コロナウイルスの影響で、2月より親鸞会館での高森顕徹会長の行事がネット中継になりました。それにともなって、以前は取り扱い人が限られた環境でしかネット中継の聴聞ができなかった親鸞会も、スマートフォンがあれば誰でも受信できるようにな…

高森顕徹会長の「名号・信心・念仏」の説明で気になったところ(顕正新聞2020年03月15日号より)

親鸞会の機関紙・顕正新聞2020年03月15日号を読みました。以下思ったことを書きます。 ここ最近の親鸞会機関紙に多いのは、海外の記事と「高森先生と学徒との対話」です。 海外に関しては、東南アジアでこれだけ聞く人が増えていますというものです。 一部紹…

学徒タブレットのアニメ世界の光親鸞聖人第一部の改変、DVDはなぜか品切れで購入できず。「お聖教」に対する親鸞会の態度を考える。

最近親鸞会を脱会された方から学徒タブレットを借りました。学徒タブレットとは、親鸞会が会員向けに販売をしているタブレット端末です。中には、親鸞会で作成したさまざまな動画、書籍のコンテンツが入っています。動画を見ると実績としてタブレット上にポ…

19願どころか、さらにスタートラインが下がった親鸞会会員の横の線 2020年01月05日(日)親鸞会館・高森顕徹会長初聞法会「親鸞聖人の悲しみ」から思ったこと

2020年01月05日(日)親鸞会館(富山県射水市)で、高森顕徹会長の話がありました。 演題は「親鸞聖人の悲しみ」でした。これについては、すでに以下のブログで紹介されていますのでこちらも御覧下さい。 shingikensho.blog12.fc2.com 頂いた情報から、こん…

「亡き父母の真の孝行はどうすべきか」高森顕徹会長の二千畳Q&A2019年12月22日(日)から思ったこと

2019/12/22 親鸞会館映画解説2019年12月22日(日)親鸞会館(富山県射水市)で高森顕徹会長の映画解説がありました。今後は二千畳Q&Aと行事名を変更するようです。映画解説に限定するとさすがに内容が固定されてきたためかと思いました。今回は、以下にある…

初の映画「歎異抄をひらく」解説で高森顕徹会長が語ったことから、親鸞会の今後を考える。2019年11月24日(日)映画解説より

2019年11月24日(日)親鸞会館(富山県射水市)で、高森顕徹会長による映画「歎異抄をひらく」の解説が行われました。 公開以来、初のアニメ映画「歎異抄をひらく」についての解説でした。大まかな内容は以下のようになっています。今回は質問が2つあります…

「親鸞聖人の告白」という演題で実際は高森顕徹会長の告白だった。2019年11月10日(日)親鸞会館 講演会より

2019年11月10日(日)親鸞会館(富山県射水市)で高森顕徹会長の話がありました。 演題は「親鸞聖人の告白」でした。先に結論を書きますと、高森顕徹会長の告白といっていい内容でした。なぜそうなのかは、以下に書いていきます。 大まかな話の流れは以下の…

2019年10月20日(日)親鸞会館報恩講二日目「悪人と知らされるまで善をしないと救われない」と気になるしおりの変化

shinrankaidakkai.hatenablog.com この記事の続きです。2019年10月20日(日)親鸞会館(富山県射水市)にて、親鸞会の報恩講の2日目が行われました。 午前に高森顕徹会長の座談会(講演)がありました。午後は弁論大会でした。 また、コメント欄で頂いた情…

2019年10月19日(土)親鸞会館の報恩講・演題は「なぜ生きると歎異抄」、内容は「因果の道理」

2019年10月19日(土)親鸞会館(富山県射水市)で、親鸞聖人報恩講が開催されました。当日会場で配布されたパンフレットによると、2019年10月19日(土)〜2019年10月22日(火)までの四日間開催される行事です。2019親鸞会館報恩講パンフレット表紙簡単に日…

2019年10月19日20日の親鸞会館報恩講は二千畳ギネス認定記念講演会に

2019年10月19日(土)20日(日)親鸞会館(富山県射水市)で、宗教法人浄土真宗親鸞会の報恩講が行われます。 公式サイトにはその情報が全く掲載されておらず、facebookベージには案内がありました。親鸞会公式facebookベージより「記念行事」「記念講演」と…

「宿善が大事だ。だが宿善で助かるのではない」 (2019年10月6日(日)高森顕徹会長の映画解説より)

2019年10月6日(日)親鸞会館(富山県射水市)で高森顕徹会長の映画解説が行われました。 午前中は、過去の高森顕徹会長のビデオ法話で、午後から高森顕徹会長が話をしました。午後からは、以下の和讃についての話だったそうです。 (7) 生死の苦海ほとりなし…

「講師の二千畳法話始まる」(顕正新聞2019年8月1日号)から見た親鸞会の変化

顕正新聞2019年8月1日号一面親鸞会機関紙顕正新聞2019年8月1日号によると、7月13日より親鸞会館(富山県射水市)の二千畳(大講堂)で講師による法話が始まりました。 高森会長の行事日とその前日以外のかなりの日に法話がされるようになっています。日程表…

欠席が続く高森顕徹会長と4日間開催に変わった報恩講にみる親鸞会の今後

shinrankaidakkai.hatenablog.com前回の記事を訂正しました。2019年08月18日の映画解説も高森会長は欠席となり、ビデオ上映だったとのことでした。2019年09月01日(日)も、二千畳講演会の予定でしたが、当日会場にて高森会長の欠席が発表され、ビデオ法話の…

「絶対の幸福は等覚のさとりをひらくこと」のようです。会員が「絶対の幸福」に絶対になれない理由。(2019年08月18日高森顕徹会長の映画解説ビデオ)※訂正あり

追記 訂正あり。 2019年08月18日(日)の高森会長の映画解説は会長の体調不良により、過去のビデオ上映でした。 以下、記事を修正しております。(2019/09/03 追記)2019年08月18日(日)親鸞会館(富山県射水市)で、高森顕徹会長による映画解説がありまし…

2019年08月04日(日)会員追悼法要は高森顕徹会長当日欠席発表。8月11日の同朋の里行事に見る親鸞会の今後。

2019年08月04日(日)親鸞会館(富山県射水市)にて、会員追悼法要が行われました。しかし、高森顕徹会長はドクターストップがかかったとのことで登壇しませんでした。しかも、その発表は当日朝10時まさに行事が始まる直前に会場で参詣者に向かってされま…