親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

親鸞会会員が「横の線」を進んでいるのになぜ「縦の線」にたどり着けないのかを、エッシャー上りと下り(無限階段)から考える

前回のエントリー 「煩悩と疑情」を混同させて、会員を迷わせる高森顕徹会長(親鸞会機関誌顕真平成26年10月号を読んで) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ を書いていて、親鸞会で高森顕徹会長がいつも板書している「縦の線と横の線」が、実際のところ…

「煩悩と疑情」を混同させて、会員を迷わせる高森顕徹会長(親鸞会機関誌顕真平成26年10月号を読んで)

顕真平成26年10月号を読みました。以下、気になったところについて書きます。 今回は、「法友通信(9/2 講師部講義)信機と信法は一念同時」を読んで気がついた事を書きます。 『歎異抄』第9章で親鸞聖人は煩悩と疑情の違いを明らかになされている。阿…

「善知識は全因縁と言われて親鸞会に在籍していますが、本当に会長先生は全因縁となる理由が有るのでしょうか?」(頂いた質問)

「善知識は全因縁と言われて親鸞会に在籍していますが、本当に会長先生は全因縁となる理由が有るのでしょうか?」(頂いた質問) 上記について明日記事を書こうと思います。それまでにご意見のある方はコメント下さい。 追記 2014/11/27 18:15 高森会長が善知…

親鸞会館に足を運ぶのが「高森会長への罪悪感の解消」ならやめましょう

本日(2014/11/09)は、親鸞会館(宗教法人浄土真宗親鸞会の本部会館_富山県射水市)で、高森顕徹会長の法話が行われる予定です。このブログでも過去に書いてきましたが、親鸞会会員がなぜ半ば嫌々であっても富山県の親鸞会館まで足を運ぶのかについて考えて見ま…

親鸞会を脱会するには勇気が必要です。

親鸞会を脱会するには勇気が必要です。よく質問されることの一つに「なぜ親鸞会の会員は会員であることを辞めないのでしょうか?」 というのがあります。私自身も、15年間親鸞会に所属していましたので、私自身の心理状態を振り返って考えて見たいと思いま…

「法友通信『知っただけでは何にもならん』という大邪義について」顕真_宗教法人浄土真宗親鸞会機関誌(平成26年9月号)の記事から見える親鸞会の本音

宗教法人浄土真宗親鸞会の機関誌「顕真」平成26年9月号を読みました。 今回書く気になったところは、法友通信「知っただけでは何にもならん」という大邪義について(P44-P45)です。 真摯に聞法する人に、「獲信せねば、知っただけでは何にもならん」と非…

「生きる意味109」(宗教法人浄土真宗親鸞会講師 長南瑞生【Buddhism All-Japan Network代表 中村涼】)は、高森顕徹会長の「なぜ生きる」第1部の焼き直しの件

書評:生きる意味109(長南瑞生 宗教法人浄土真宗親鸞会講師)高森顕徹会長の「なぜ生きる」販促本以外にはなにもない本 - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ 書評:生きる意味109(長南瑞生 宗教法人浄土真宗親鸞会講師)高森顕徹会長の「なぜ生きる」販促…

書評:生きる意味109(長南瑞生 宗教法人浄土真宗親鸞会講師)高森顕徹会長の「なぜ生きる」販促本以外にはなにもない本

ネットオークションで注文した「生きる意味109」が届きました。親鸞会と縁があった人なら30分で読める内容です。生きる意味 109 ~後悔のない人生のための、世界の偉人、天才、普通人からのメッセージ作者: 長南瑞生出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日:…

実はひっそりと親鸞会が終わっていた件(顕真2014年9月号より)

「獲信せずに法を説けるか」と批判されグダグダになる親鸞会(顕真平成26年(2014年)9月号を読んで) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ 「獲信せずに法を説けるか」と批判されグダグダになる親鸞会(顕真平成26年(2014年)9月号を読んで) - 親鸞…

宗教法人浄土真宗親鸞会講師部員・長南瑞生氏の新刊「生きる意味 109」を注文しました

新刊『生きる意味 109~後悔のない人生のための、世界の偉人、天才、普通人からのメッセージ』長南瑞生著を、9月下旬に発売します | 1万年堂出版 新刊『生きる意味 109~後悔のない人生のための、世界の偉人、天才、普通人からのメッセージ』長南瑞生著を、…

「獲信せずに法を説けるか」と批判されグダグダになる親鸞会(顕真平成26年(2014年)9月号を読んで)

宗教法人浄土真宗親鸞会の機関誌・顕真平成26年(2014年)9月号を読みました。 以下は、気になった部分です。 今回はこれについて書きます。今年の7月8月に行われた高森顕徹会長主催の講師部講義の内容が、参加者の手紙を紹介する形で書いてありました…

追記:「銭たもれ 疑問をもつな 裏切るな」が高森会長が会員に望むこと(正定聚No.113を読んで) 

親鸞会の「親鸞学徒かくありたい」とは(正定聚No.113 2014年8月発行より) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ 親鸞会の「親鸞学徒かくありたい」とは(正定聚No.113 2014年8月発行より) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ に追記で書きます。今回の正…

親鸞会の「親鸞学徒かくありたい」とは(正定聚No.113 2014年8月発行より)

親鸞会の機関誌「正定聚」(No.113)を読みました。「正定聚」は、ある一定額以上の会費を出している人対象の冊子です。 (正定聚No.113 2014年8月発行 表紙) 今回のテーマは、厳粛な「因果の道理」と「真実の自己」ー親鸞学徒かくありたいでした。この正定…

追記:親鸞会の「聞く一つで乗せていただける」は間違い(顕真平成26年6月号)

前回のエントリーに追記です。 聞思=聴聞はなぜ間違いなのかについての追記(顕真6月号を読んで) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ 聞思=聴聞はなぜ間違いなのかについての追記(顕真6月号を読んで) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へこのエント…

聞思=聴聞はなぜ間違いなのかについての追記(顕真6月号を読んで)

「あるところで『聞思=聴聞』と聞きましたが、それで正しいのでしょうか?」(頂いた質問) - 安心問答(浄土真宗の信心について) 「あるところで『聞思=聴聞』と聞きましたが、それで正しいのでしょうか?」(頂いた質問) - 安心問答(浄土真宗の信心に…

親鸞会講師試験問題を見て思ったこと(顕真平成26年7月号より)(追記あり)

顕真(宗教法人浄土真宗親鸞会機関誌)平成26年7月号を読みました。 この号には2014年(平成26年)6月15日に実施された講師試験の問題と回答が掲載されていました。以下に紹介します。回答は、明日また追記の形で更新します。 【1】親鸞聖人や…

親鸞会の降誕会で上映された「御名号御本尊」が親鸞会の「正御本尊」が「偽装本尊」だと告白した件(顕真平成26年6月号より)

顕真*1平成26年6月号を読みました。この号は、2014年5月17日(土)・18日(日)に親鸞会館*2(富山県射水市)で行われた「親鸞聖人降誕会」の内容と、参加者の感想が中心でした。 (顕真平成26年6月号目次の一部)その中で、降誕会初日に上映…

コメント削除のガイドラインの追加

このブログのコメント欄は、基本的には何を書いて頂いても構いません。しかし、一般的に見て荒らしと思われるものについては削除してきました。そこで、今回コメント削除のガイドラインに一つ追加します。 それは、高森顕徹会長に対する批判を、民族問題、人…

親鸞会会員が念仏一つと聞いて拒絶反応をする理由を考える

「一向専念無量寿仏とは」「今、息の切れ際の臨終の人でも一念で助かる教えですについて思うこと」(前田さんのコメントより) - 安心問答(浄土真宗の信心について)を書いて思ったことを、こちらに書きます。上記エントリーに一向専念無量寿仏について書き…

「常に正しい親鸞会」なのに会員(構成員)が息苦しさを感じる理由について考える

今回書くのはタイトルの通り「常に正しい親鸞会」なのに会員(構成員)が息苦しさを感じる理由について考える、です。 このエントリーを書くきっかけは二つあります。 一つは、エントリーにもまとめた親鸞会関係者と思われる人が当ブログのコメント欄で展開…

親鸞会が法論で常に勝利したと主張するたった一つの理由

このブログのコメント欄で、親鸞会関係者(講師部員らしき人物)と議論をしました。その内容については、以下のエントリーにまとめています。 親鸞会の「常に完膚なきまでにそれらの悪魔外道を摧破しつづけてきた」法論の実態。「浄土往生の自覚」の有無をめ…

親鸞会の「常に完膚なきまでにそれらの悪魔外道を摧破しつづけてきた」法論の実態。「浄土往生の自覚」の有無をめぐっての親鸞会関係者(ゼロさんJBさん)とのやりとりまとめ2

当ブログのコメント欄で、ゼロさん、ナビさん、JBさんを名乗る親鸞会講師部員と思われる人との議論のまとめの2回目です。前回のコメントに劣らず大変な長文です。(6万字超)関心のある方のみ続きを読むからご覧ください。コメント全文をよまない方に結論だ…

「三業で信心の有無をいうな」といいながら、本願寺派前門主を未信扱いする親鸞会(親鸞会機関誌顕正新聞平成26年6月15日号を読んで)

親鸞会機関誌顕正新聞平成26年6月15日号をよみました。 親鸞会のなかでの真宗観がもっとも反映されているのが、顕正新聞のマンガコーナーです。 親鸞会内では、高森会長の話に真宗全てが跪くという真宗観が主流です。今回紹介した部分では、本願寺派の前…

親鸞会の「常に完膚なきまでにそれらの悪魔外道を摧破しつづけてきた」法論の実態。「浄土往生の自覚」の有無をめぐっての親鸞会関係者(ゼロさんナビさん)とのやりとりまとめ

前回のエントリー台湾布教をした自称親鸞会ナンバー2が、台湾で行った念仏誹謗と信心詐称について(台湾のサイトより) - 親鸞会を脱会した人(したい人)へ のコメント欄で、宗教法人浄土真宗親鸞会関係者(講師部員または親友部員)と思われる方からの質…

台湾布教をした自称親鸞会ナンバー2が、台湾で行った念仏誹謗と信心詐称について(台湾のサイトより)

当ブログ読者の方から、以下のサイトを教えて頂きました。 佛教淨土宗 Pureland Buddhism上記のサイトは、台湾のサイトなので翻訳サイトなどをつかわないと意味が取りづらいところもあります。紹介して下さった方が一部を日本語に翻訳されたので、今回はそれ…

やや日刊カルト新聞に紹介された最近の親鸞会の新規勧誘潜入レポート(動画あり)を読んで思ったこと

親鸞会が最近行っている偽装勧誘について、やや日刊カルト新聞さんで記事が掲載されていました。 やや日刊カルト新聞: 親鸞会が世田谷区施設で偽装勧誘=区は放置の方針 親鸞会ブログポータルナビに表示されないブログなので、当ブログでも紹介します。【潜…

「絶対の幸福にしてみせると誓われたお約束が、阿弥陀仏の本願」(顕真5月号より)ではありません

前回のエントリーで頂いたコメントから思ったことを書きます。その内容は親鸞会では、常識となっている「絶対の幸福にしてみせると誓われたお約束が、阿弥陀仏の本願」は本当なのか?についてです。前回のエントリーで紹介した記事の下の段に、以下の記事が…

「仏法を聞いたら黄金の雨が降るよ」と言って勧誘せよと勧める顕真H26年5月号(宗教法人浄土真宗親鸞会機関誌)を読んで思ったこと

宗教法人浄土真宗親鸞会(高森顕徹会長)の機関誌・顕真2014年5月号を読みました。以下思ったことを書きます。最近の顕真は「苦悩の群生海に飛び込み 迷妄斬り開く剣士に」という連載が掲載されています。 内容は、高森顕徹会長が書いた「顕正一口メモ」の一…

親鸞会の支部長(元は高森顕徹会長)が「深信=確信」といっている件

前回のエントリーで紹介した親鸞会の現役支部長が、会員に対してこんなことを言っているという話を聞いたのでそれについて思ったことを書きます。その支部長は会員にこんなメールを送っているそうです。以下、支部長のメールより抜粋。 宮田は、 「救われて…

自分が救われないことを正当化する親鸞会講師部員と電話して思ったこと

前回のエントリーに関連して、最近親鸞会の支部長(講師部員)と電話で話す機会があり、そこで思ったことを書きます。電話をしていると、その支部長は唐突にこんなことを言ってきました。 君は信心決定したとか言っているようだけど、それは思い込みではない…