親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

2012-01-01から1年間の記事一覧

関連資料:顕正新聞平成24年11月15日号(木)掲載「方便破壊」について

「方便破壊せしものは」のご和讃の「方便」についてのコメントまとめ - 宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)へに関連して、親鸞会機関誌顕正新聞に掲載されていた記事を一部紹介します。 顕正新聞平成24年11月1日号の一面に掲載された記事…

「方便破壊せしものは」のご和讃の「方便」についてのコメントまとめ

以前書いたエントリーの「如来の遺教を疑謗し 方便破壊せしものは」の和讚について、現在進行中のコメント欄でのやりとりです。 別のエントリーにしてほしいという要望がありましたので、話題を整理するためにこちらにエントリーを書きました。「方便破壊」…

親鸞会の人にも分かる「方便と真実」6回目(真実=信心獲得にならない理由)

前回のエントリーで「真実=獲信」ではないということについて書きました。今回はその補足です。 【15】 またいはく(易行品 五)、「仏法に無量の門あり。世間の道に難あり、易あり。陸道の歩行はすなはち苦しく、水道の乗船はすなはち楽しきがごとし。菩薩…

親鸞会の人にも分かる「方便と真実」5回目(真実ってなんですか?獲信ではないです)

shinrankaidakkai.hatenablog.com からの続きです。方便と真実の関係について、続けて書いています。 改めて書いてみると、親鸞会でよく聞いた以下の言葉を思い出しました。 真実を知る者は幸いなり。真実を求むる者はなお幸いなり。真実を獲得する者は最も…

親鸞会の人にもわかる「方便と真実』4回目(方便と真実は静即動、動即静)

shinrankaidakkai.hatenablog.com 続きです。「真実と方便」の関係は、親鸞会がいうような「目的と手段」の関係ではもともと言われていないということを、前回書きました。今回は、ではどのような関係にあるのかということだけを、教行信証証巻に引文された…

親鸞会の人にもわかる「方便と真実』3回目

shinrankaidakkai.hatenablog.com からの続きです。法性法身と方便法身の関係について、前回のエントリーで書きました。今回はその続きです。 今回書くことの結論を先に書くと、法性法身(真実)と方便法身(方便)の関係は自利と利他の関係であり、親鸞会で…

親鸞会の人にも分かる「方便と真実」2回目(法性法身と方便法身について)

shinrankaidakkai.hatenablog.com からの続きです。親鸞会の人にも分かる「方便と真実」の2回目です。前回のエントリーを書いてみて、これではまだ不十分なところがあり、追加で書くことにしました。親鸞会の人にとってとても大事な内容ですが、一度に書く…

親鸞会の人にもわかる「方便と真実」について

前々回のエントリー親鸞会機関誌顕正新聞11月1日号の「方便」が間違っている件 - 親鸞会を脱会した人(したい人)へを書いて思ったことです。 それは、親鸞会を続けている人は「方便と真実」の意味を間違って理解しているということです。 親鸞会機関誌顕…

高森顕徹会長(浄土真宗親鸞会)の著書「白道燃ゆ」(女の業界)が吉行淳之介著「女の決闘」そのままだった件(画像あり)

高森会長とは、その程度の人物だということです: 飛雲で紹介されていた宗教法人浄土真宗親鸞会会長高森顕徹氏の著書「白道燃ゆ」の「女の業界」が吉行淳之介著「女の決闘」の剽窃だった件について、ご縁のあった方から「女の決闘」を譲っていただきました。…

親鸞会機関誌顕正新聞11月1日号の「方便」が間違っている件

顕正新聞11月1日号を読んで思ったことを書きます。 今回は、方便についてです。 仏教で「方便」とは、目的を果たすに不可欠な方法手段をいう。 十方諸仏の本師本仏でまします阿弥陀仏は、 「どんな人も、必ず絶対の幸福に救い摂る」 と真実の十八願で誓わ…

顕正新聞11月1日号にある「方便破壊」は、「方便を破壊」ではなく「種々の手段(方便)で破壊する」こと

親鸞会機関誌顕正新聞11月1日号の一面記事を、あさ川さんのブログで読みました。 以下、思ったことを書きます。 親鸞聖人真筆のご和讃が発見されたと、10月4日の『朝日』をはじめ全国各紙に写真入りで報じられた。本願寺が発表、公開したからである。 そ…

親鸞会機関誌顕正新聞11月1日号は「方便破壊の群賊悪獣に賜る 直筆の『ご和讃』発見される」と聞いて思ったこと

顕正新聞11月1日号は「方便破壊の群賊悪獣に賜る 直筆の『ご和讃』発見される」が一面だと、以下の宗教法人浄土真宗親鸞会(会長:高森顕徹)弘宣局の講師部員のブログにありましたので紹介します。 では なぜ 釈迦一代の教えを疑謗することが、仏教の破…

親鸞会機関誌にみる、内向き指向の親鸞会

最近の親鸞会機関誌を見る機会がありました。 最近は、「無上道」という冊子が発行され、月にある決まった以上の会費を出している会員に渡しているようです。その中にこのようなページがありました。 これは過去親鸞会が出したパンフレットです。画像にも出…

「真実を聞け」とこちらが言うと「何もするな」と聞こえるらしい「静かな劇場」

宗教法人浄土真宗親鸞会弘宣局の講師部員が管理する「静かな劇場」が更新されていました。更新するたびに教義的な内容がなくなって来ていますが、今回は少し気になるところがあったのでエントリーに書きます。親鸞会に対する批判を、静かな劇場さんはこのよ…

「嘆かわしい」というばかりで何も中身がない静かな劇場

宗教法人浄土真宗親鸞会弘宣局担当講師作成の静かな劇場が更新されていました。善の勧めについて続けて書いていますが、読んでもよくわかりません。なぜ分からないのかというと、 何も主張をしていないから 静かな劇場が根拠として出しているお聖教のご文が…

微塵劫かかっても救われないのが親鸞聖人の教えという静かな劇場管理人

宗教法人浄土真宗親鸞会弘宣局担当講師作成の静かな劇場が更新されていました。エントリーを書いて、コメントをしても一切スルーされているの読んでいないのかと思えば、どうも読んでいたようです。とりあえずこちらのエントリーを読んでいないことにしてい…

高森顕徹会長の著書を信心の話の時に転載しないほうがいいと思います。(静かな劇場の管理人へ)

親鸞会弘宣局講師作成の「静かな劇場」が更新されていました。こんどは「あちら側」に向けて書かれているので、ますます誰に書いているのか分かりません。静かな劇場に対するコメントに対しての反論のつもりなのでしょうが、今度は高森顕徹会長(宗教法人浄…

「名号のいわれ」のタイトルで、名号のいわれを書かない「静かな劇場」

静かな劇場が更新されていました。ますます誰に向けて話を書いているのかよくわからない文面でした。「退会者」「親鸞会を批判するもの=今の真宗会」といつもひと括りに考えているので文面もそのようになっています。親鸞会にとって「敵か味方か」と世の中…

本願を「よく納得する」のに30年以上かかるという親鸞会講師(ブログ「静かな劇場」より)

「静かな劇場」にコメント欄に書いても承認はされませんが、まともに取り合わないと言いつつエントリーに反論を書いてありました。今回の内容も、高森会長が日ごろ会員に言っていることと、それを機関誌に書いている講師部員がどのような理解をしているのか…

「静かな劇場」にみる親鸞会講師部員の考えは「ただ今救われるはずがない」

前回のエントリーで、「静かな劇場」のご和讃の解説が違っている書き、コメントに書き込みましたが思った通り承認されませんでした。親鸞会は、高森会長が自分が受けている批判をそのまま他人にいう人物なので、講師部員もその傾向が大変強いです。以下は、…

静かな劇場(親鸞会講師のブログ)「報恩講 親鸞聖人の願われたこと」の間違っている部分について

親鸞会弘宣局で任務をしている親鸞会講師部員のブログ「静かな劇場」について、気がついたことを書きます。だれも突っ込まないと、この解説でいいと思う人もあるかもしれないのでエントリーで書きました。 コメント欄に書いても承認されないのでブログエント…

「最近のコメント」モジュール追加

はてなブログはβ版なので、いろいろと機能が追加されています。 今までなかった「最近のコメント」をサイドバーに追加して表示できるようにしました。

(浄土真宗親鸞会会長)高森顕徹氏の死後へ舵を切り始めた親鸞会を機関誌から考える。

親鸞会の最近の機関誌を見ていると、以前と様子が変わってきたのに気がつきました。 どこが変わったというと、しばらく紙面に取り上げられることがなかったアニメ親鸞聖人の特集を突然始めた点です。以下、紙面より一部紹介します。 (顕正新聞平成24年8…

「同朋の里のダムはムダでした」顕真8月号巻頭言より

親鸞会機関誌顕真平成24年8月号を読みました。 以下が巻頭言です。 ●親鸞学徒のムダの判断車のハンドルの遊びを、ムダと見るか必要とみるか。 中国の古典に言う。 「人の践む地面はわずかだが、だからといってそれ以外を削ってしまえば、もはや地面として…

2012年8月5日の親鸞学徒追悼法要を突然休んだ高森顕徹会長(親鸞会)

8月5日(日)親鸞学徒追悼法要が行われました。 事前に顕正新聞にも日程を掲載し、会員も身内の追悼を理由に親類縁者を誘って参詣していました。 しかし、蓋を開けてみると富山県射水市の親鸞会館で当日「高森会長は都合によりお休み」と発表が有り、ビデ…

顕真7月号(親鸞会機関誌)の巻頭言は、法論から逃げます宣言

親鸞会の機関誌『顕真』平成24年7月号の巻頭言を読みました。内容は以下の通りです。 ●見て過ぎよ 『ひらく』に反論不能のレベルの論難は、われらの相手に非ず。 聞き捨て、見て過ぎよ。(親鸞会機関誌_顕真平成24年7月号巻頭言より) 言い換えれば、「…

学校いじめ問題と親鸞会の共通点は、法の裁きをうけないかぎり終わらないところ

最近話題の大津いじめ問題について、いろいろな報道や意見を見聞きします。 そのなかで、 【学校が人を怪物にさせる】大津いじめ自殺事件についての内藤朝雄さんのコメント - Togetter と、Dig | TBS RADIO 954kHz(音源は、放送後一週間以内ならばpodocast…

追記:疑心往生についてのコメントまとめ

前回のエントリーのコメント欄より、疑心往生についてまとまったコメントがありますのでエントリーにしました。(文字修正あり) たかぼー よく分かりません。誰か教えてください。 凡夫には無明煩悩しかない。本願に対する疑情は無明煩悩が本願に向かったと…

高森顕徹会長(親鸞会)が教える「疑心往生」について

仏願の生起しか話をしない高森顕徹会長(6月24日二千畳座談会参加者の情報より) - 宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)へのコメント欄より、エントリーに書きました。親鸞会に在籍している人で、「我が心がどうなっているかは問題ない」という…

自らを異端と自称し始めた親鸞会(顕真6月号より)

高森顕徹会長の著書「歎異抄をひらく」の反論書が出ないことをもって、正統派が沈黙していると主張してきた親鸞会でしたが、最近は自らを異端と称するようになりました。 毎年10冊は出ていた『歎異抄』の解説書が、一冊も出なくなりました。 これまで、浄…