親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

書評

「これだけ耐えてきたことに、一体、どんな意味があったのか」文末ににじみ出る著者の本心ー「人生の目的・旅人は、無人の広野でトラに出会った」(高森顕徹監修・高森光晴・大見滋紀共著)

目次 2024年は「人生の目的」を中心に展開する親鸞会 本文最後に出てくる著者の本音 「ムダは一つもない」ですませていい問題ではない もう終わったと思うのはまだ早い ムダだったと感じる事はすぐに止めましょう 2024年は「人生の目的」を中心に展…

「阿弥陀仏の創られた南無阿弥陀仏の御心を聞く一念に、無上の幸福になれる」について思った事- 「人生の目的・旅人は、無人の広野でトラに出会った」(高森顕徹監修・高森光晴・大見滋紀共著)

shinrankaidakkai.hatenablog.com前回の記事で特に気になる文章として以下を紹介しました。 ブッダは、阿弥陀仏の救いについて、簡単明瞭、以下のように励ましていられます。 諸有衆生 聞其名号 信心歓喜 乃至一念(大無量寿経) ブッダの、このお言葉を平易…

【書評】令和版「なぜ生きる」に見る親鸞会の変化ー「人生の目的・旅人は、無人の広野でトラに出会った」(高森顕徹監修・高森光晴・大見滋紀共著)

1万年堂出版の新刊「人生の目的 旅人は、無人の広野でトラに出会った」(高森顕徹監修・高森光晴・大見滋紀共著)を読みました。 以下、思ったことを書きます。 目次 結論・令和版「なぜ生きる」 「なぜ生きる」からのほぼ転載が多い点 「なぜ生きる」になか…

追い詰めて救う阿弥陀仏?という親鸞会(「歎異抄ってなんだろう」書評3)

歎異抄ってなんだろう 作者:高森光晴,大見滋紀 1万年堂出版 Amazon 「歎異抄ってなんだろう」について書いています。 読んでいて 気になったところについて続けて書いています。 今回は、以下の部分です。 「摂取」の「摂」の1字には、 逃げまわるものを、…

縦の線と横の線を捨てられない親鸞会(「歎異抄ってなんだろう」書評2)

歎異抄ってなんだろう作者:高森光晴,大見滋紀1万年堂出版Amazon「歎異抄ってなんだろう」は、 一般の人向けに書いた本ではありますが、その主目的は今後親鸞会で話をする人のための法話原稿の作成だと思われます。 この本は全部で7章の構成になっていますが…

[書評]「歎異抄ってなんだろう」高森顕徹(監修) 高森光晴・大見滋紀(著)(1万年堂出版)・令和版「歎異抄」を作ろうとする親鸞会

1万年堂出版より、12月1日に新刊「歎異抄ってなんだろう」高森顕徹(監修) 高森光晴・大見滋紀(著)が出ました。歎異抄ってなんだろう作者:高森光晴,大見滋紀1万年堂出版Amazon私は11月上旬にアマゾンで予約をしていたのですが、発売日になっても発送…

[書評]なぜ人はカルトに惹かれるのか−脱会支援の現場から(瓜生崇著 法藏館)

なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から作者:瓜生 崇発売日: 2020/05/15メディア: 単行本(ソフトカバー)【新刊出来】瓜生崇『なぜ人はカルトに惹かれるのか:脱会支援の現場から』「これで、迷わず生きていけると思った」。アレフ(オウム真理教…