親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

なぜ生きる2について

宗教法人浄土真宗親鸞会 高森顕徹会長・過去の著作の剽窃問題について・コメントまとめ

目次 あまり知られなくなった高森顕徹会長の剽窃問題 高森顕徹会長の著作について 「白道燃ゆ」 「光に向かって」 「会報」全五集 「会報」から「なぜ生きる」変更の影響 1万年堂出版設立の目的 「剽窃」していた方がまだまともだった親鸞会教義 猿松さんの…

縦の線と横の線を捨てられない親鸞会(「歎異抄ってなんだろう」書評2)

歎異抄ってなんだろう作者:高森光晴,大見滋紀1万年堂出版Amazon「歎異抄ってなんだろう」は、 一般の人向けに書いた本ではありますが、その主目的は今後親鸞会で話をする人のための法話原稿の作成だと思われます。 この本は全部で7章の構成になっていますが…

教義のダブルスタンダードを機関誌に堂々と書く親鸞会(顕真2015年10月号を読んで)

顕真*12015年10月号を読みました。内容としては、奈良会館の建立に関するものが大半でした。現在もほぼ毎月の様に全国各地に会館が出来ているようです。それ以外で気になったところを紹介します。 それは、この10月号から始まった、「『なぜ生きる2』解説(…

もし現役会員が『私は19願を出て、20願に入りました。もうお布施はしません』と言ったら、親鸞会はどう言う?

最近ある方と話すか機会がありました。その中で印象に残っているのは、その方が言われた、以下の意見です。「親鸞会の活動が激しくて、それについていけずに辞める人は、親鸞会でいう19願から20願に入ったということになるのではないですか?」 というもの…

書評12「なぜ生きる2」(1万年堂出版 高森顕徹著)より「信心は大悲の願船に乗った風光」ではありません。

「なぜ生きる2」(1万年堂出版 高森顕徹著)を読んで思ったことを書いています。 以前に書いたものはこちらを参照下さい。(これまでの「なぜ生きる2」記事一覧)なぜ生きる 2作者: 高森顕徹出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日: 2013/12/10メディア: 単…

「『若不生者』の『生まれる』はこの世で正定聚に生まれることだ」の主張をこっそり翻した高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)顕真平成26年4月号を読んで

親鸞会に所属している人の特徴は、外から教義について批判をうけても絶対に間違いを認めないことです。なぜ認めないのかと言えば「高森先生(浄土真宗親鸞会・高森顕徹会長)が仰ったから」が根拠となっているからです。 また、当の高森会長も外から教義批判…

書評11「なぜ生きる2」(1万年堂出版 高森顕徹著)より信心決定を説かない親鸞会の現状

前回のエントリーに続いて「なぜ生きる2」(1万年堂出版 高森顕徹著)の3章から気になるところを書きます。今回書くのはタイトルにも書きましたが、信心決定についてなるべく触れないようになった親鸞会の現状についてです。 なぜ生きる 2作者: 高森顕徹…

書評10「なぜ生きる2」は浄土真宗を現世利益宗教にしてしまうトンデモ本。そこから見える親鸞会が知識帰命の団体になる理由

前回のエントリーより この「なぜ生きる2」を絶賛する親鸞会会員は、現世利益を売り物にする新興宗教団体に入った方が「恐怖感や孤独感から解放され、心おだやかに安住」「病気なども静養できて、全快」「濃密な余生が送られる」「生活の不安や心配がなくな…

書評9「なぜ生きる2」(1万年堂出版 高森顕徹著)「恐怖感や孤独感から解放され、心おだやかに安住」「病気なども静養できて、全快」「濃密な余生が送られる」「生活の不安や心配がなくなる」「人間関係もスムーズになる」「がんやウイルスへの抵抗力も高まり、健康に良い」身になることが真実信心ではありません

前回の続きを書きます。 そこで、この本では「真実信心=絶対の幸福=現生十種の利益」とした上で、いろいろ書いていますが、次回のエントリーに書きますのでよろしくお願い致します。 の続きです。「なぜ生きる2」では、この現生十種の利益(絶対の幸福・真…

書評8「なぜ生きる2」(宗教法人浄土真宗親鸞会会長・高森顕徹著)3章より、他力の信心=絶対の幸福ではありません。

宗教法人浄土真宗親鸞会_高森顕徹会長のいう真実信心は、イコール絶対の幸福です。 現役会員の方からすれば「それの何が問題なのか?」と思われるかも知れませんが、実は大問題なのです。結論から先に言いますと、「絶対の幸福=真実信心」ではありません。…

書評7「なぜ生きる2」二種深信の解説を前作「なぜ生きる」から、こっそりと変更している件

なぜ生きる 2作者:高森 顕徹1万年堂出版Amazon「なぜ生きる2」(宗教法人浄土真宗親鸞会会長 高森顕徹著)について、気がついたことを書いています。 今回は、「3章 この世の幸せ限りなし 必ず、十種の幸せに生かされる」から、「十種の幸せ6 弥陀に抱か…

書評6「なぜ生きる2」(高森顕徹〔宗教法人浄土真宗親鸞会会長〕著 1万年堂出版)第3章について

3章 この世の幸せ限りなしー必ず十種の幸せに生かされるなぜ生きる 2作者: 高森顕徹出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日: 2013/12/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る この章はいわゆる「現生十種の益」について書かれています。 最初に気になっ…

書評5「なぜ生きる2」(高森顕徹著 1万年堂出版)第2章について

今回から、章ごとにわけて書いて行きます。 はじめに 1章 人生は、生きることの苦しみから始まる 2章 苦海の人生に大船ありー難度海の人生が、明るい広海に転回するなぜ生きる 2作者: 高森顕徹出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日: 2013/12/10メディア: 単…

書評4「なぜ生きる2」(1万年堂出版 高森顕徹著)を一言で言えば「真実を捨てて方便に入れ」浄土真宗を知りたい人は絶対読んではいけないトンデモ本

「なぜ生きる2」(一万年堂出版 高森顕徹著)に出てくる「重要なキーワード」は、この本がどういう意図で書かれているかを知る上で「重要なキーワード」となります。なぜ生きる 2作者: 高森顕徹出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日: 2013/12/10メディア: 単…

書評3:なぜ生きる2(高森顕徹著:浄土真宗親鸞会会長)はテロップで読者に浄土真宗の教えを見失わせる本

宗教法人浄土真宗親鸞会会長高森顕徹氏の新刊「なぜ生きる2」の特徴は、ある程度の文章ごとに「重要なキーワード」が出ているところです。 この「重要なキーワード」は、いわゆるテレビ番組におけるテロップのような役割をしています。というのは、テレビ番…

書評2:「なぜ生きる2」…浄土真宗を知りたい人は読む必要はなく、高森顕徹会長に思うことがある人は読むべき本

今回は、総論としての書評記事としてエントリーします。書名で検索して、来られた方ははじめまして。私は著者が会長を務める宗教法人浄土真宗親鸞会の元講師部員です。 平成13年発行の前作「なぜ生きる」より12年経過してまさかの「なぜ生きる2」の刊行…

なぜ生きる2(1万年堂出版 高森顕徹著)の、おかしなところに付箋紙を貼った結果(画像あり)

高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)の渾身の新刊「なぜ生きる2」を読み終わりました。なぜ生きる 2作者: 高森顕徹出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日: 2013/12/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る読んでいて「?」とか「??」という部分…

なぜ生きる2(1万年堂出版 高森顕徹著・宗教法人浄土真宗親鸞会会長)レビュー1「カルト宗教団体の会長が秘伝のレシピを公開した希有な書)

カルト宗教としてその筋では有名な宗教法人浄土真宗親鸞会・高森顕徹会長の新刊「なぜ生きる2」が出ました。地元の書店にも展開していたので購入して読んでみました。 なぜ生きる 2作者: 高森顕徹出版社/メーカー: 1万年堂出版発売日: 2013/12/10メディア: …