新型コロナウイルス対策で、大規模な行事はできない状態が続いています。ここ最近は、徐々に緩和に向かいつつありますが、今後どうなるかはわかりません。
そこで、最近は各伝統教団でもネット中継も増えてきております。それに対して、親鸞会は以前から高森顕徹会長の行事をネット中継の仕組みを作り、このコロナ禍でも影響を受けないかのように見えました。ところが、2020年04月12日以降、ほぽ全ての行事は「高森顕徹会長のライブ中継」となっていても、その実は「過去の録画を配信している」という状態が続いています。
実際にどういう状況で行事が行われているのかを簡単に書きます。
会員には、「二千畳からのライブ中継」と告知をされる。
当日
以下はライブ配信
画面上に、司会者があらわれ挨拶をする。
「ただ今より朝の勤行を致します」
勤行終了後、体験発表をその体験発表者がする。
ここから録画配信
時間になり、高森顕徹会長の講演が始まる。過去の録画配信。
録画配信終了
ここからまたライブ配信
司会者登壇、行事の終わりをアナウンス。
ライブ配信終了。
このような形で、各地の会員は会館や自宅で二千畳からの配信を「ライブ配信」だと聞いて聴聞をしています。
確かに、司会者のアナウンス、勤行、体験発表は当日二千畳でのライブ配信です。しかし、肝心の高森顕徹会長の話は録画です。これで、「ライブ配信」とはいえるでしょうか?
もちろん会員も、そのあたりは理解をしているのか、ある時期から顕正新聞に高森顕徹会長への御礼状を掲載する「法友通信」のコーナーがなくなりました。
しかし、今回の「ライブ配信」と称した高森顕徹会長の過去の録画配信について、会員にとっては結果としてよかったのではないかと思っています。なぜなら、雰囲気でなんとなく信じていた高森顕徹会長の話を、改めて自宅で聞くことが出来るからです。
どうか、冷静な頭で高森顕徹会長の話を聞いて見て下さい。
自分が、生きている間に救われないのではないかと思われた会員の方は、そのまま続けて高森顕徹会長の録画を聞いて見て下さい。違和感があれば、それが貴方の気づきの第一歩です。