親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

親鸞会幹部講師の法話がYoutubeで公開。その意味を考える。

Youtube親鸞会公式チャンネルに、親鸞会幹部講師の法話が公開されました。


【浄土真宗の法話】親鸞聖人の教えは「なぜ生きる」の答え(前編)
高森光晴氏の法話動画です。以前と髪形も変わり、高森顕徹会長に寄せてきたような印象を受けます。
サムネイルに関しては、現在流行のデザインにしてあり、こういうあたりは上手いと思います。今回は法話の内容については特に言及しません。


これ以外に、吉村甲子郎氏、泉弘行氏、山崎春枝氏の3名の動画が公開されています。
以前の講師の序列で言えば、一番上のクラスの幹部講師ばかりです。講師部歴40年超の人ばかりです。


【浄土真宗の法話】二度ある阿弥陀仏の救いとは(前編)


【浄土真宗の法話】正信偈(前編)


【浄土真宗の法話】浄土真宗の教えは「平生業成」(前編)


高森顕徹会長の法話に関しては、以前は録音録画は禁止とされ、法話ビデオの複製をすると厳しい処分が下されていました。その時のことを考えると、公式サイトに高森顕徹会長の法話が2019年1月1日に一部公開された時は隔世の感がありました。
shinrankai.jp

しかし、その後は高森顕徹会長の動画が追加で公開されることはなく、2020年に入ってよりほとんど会員の前に姿を表すこともなくなり、8月11日の降誕会・追悼法要に久しぶりに会員向けに会館の別室からの中継ということで姿を見せましたが、それも事前に録画されたものでした。少なくとも、このコロナ禍が収まるまでは親鸞会館で高森顕徹会長が会員の前で話をすることはなさそうです。


そういう状況で、今までyoutube法話をまるまる公開することがなかった親鸞会が、こうして公開を始めたのは大きな変化です。親鸞会と名乗らずネットでの通信講座をしているところもありましたが、実際に親鸞会と名乗っている点でも大きな変化です。
しかし、こういう大きな変化があるということは、いよいよ高森顕徹会長も実質の引退が決まったのかと思います。では今後、高森顕徹会長の代わりに誰が話をするのかとなるとそこは何とも分かりません。


youtubeという同じ場所で、親鸞会に限らずいろんな方が法話動画を公開しています。
親鸞会会員の方は、これをきっかけに親鸞会以外の方の法話動画を聴聞されることをお勧めします。