親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

2013-01-01から1年間の記事一覧

批判をかわしていくうちにますます支離滅裂になった親鸞会の善の勧め(顕正新聞平成25年7月15日号論説より)

宗教法人浄土真宗親鸞会(高森顕徹会長)機関誌・顕正新聞平成25年7月15日号を読みました。結論から言いますと、誰に向かって書いているのか分からないし、何を書いているのか分からないのが正直な感想です。以下、顕正新聞論説より気になったところを…

「『雑毒の善』ならやらない方がいいのか」(顕正新聞平成25年7月1日号論説および親鸞会公式サイト掲載)を読んで思ったこと

顕正新聞平成25年7月1日号を読みました。その中の論説に「『雑毒の善』ならやらない方がいいのか」と相変わらず誰に向けて書いているのかよく判らない文章がありました。それについて思ったことを書きます。 全文をご覧になりたい方は「雑毒の善」ならや…

なぜ高森顕徹会長や講師部員およびネット対策員は退会者にあれほど上から目線なのか?を考える

私が親鸞会を除名になってより、人づてに除名になった人間に対して親鸞会講師部員から随分ひどいことに言われていると耳にします。また、コメント欄にもたまにネットの担当者なのかわかりませんが、親鸞会職員とみられる人からのコメントもあります。 彼らの…

高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)の言う「宿善をつむ」表現の変遷について

安心問答にあったコメントですが、こちらにエントリーとして書きます。 脱会5年目 2013/07/12 15:22 ひなさん、本筋からは外れた話なのですが、親鸞会で「宿善を積む」という教義を刷り込まれたというのは本当でしょうか? 少なくとも私が会員だった頃は、…

なぜ親鸞会の話を聞いてみようと思うのかを考えてみる2

前回のエントリーの続きです。親鸞会のチラシを見たり、直接勧誘を受けて「一度話を聞いてみよう」と思う人について、以下の二つがあると私は考えています。1.人生の目的を知りたい 2.真宗の教えを学びたい前回は、(1)について書きました。今回は(2)…

なぜ親鸞会の話を聞いてみようと思うのかを考えてみる。

たまたま家にチラシが入ったからとか、歩いている時に声をかけられたからというきっかけは人によって違うと思います。入会するまではハードルが高いので、今回はチラシやキャンパスでの勧誘などのきっかけがあったときに、「一度話を聞いてみよう」と思った…

親鸞会がいう「全人類の代表」を聞いて思ったこと

(「全人類の代表」と聞いて思うこと : あさ川進の、宗教と私を読んで思ったことを書きます。 続くご講演で高森先生は、親鸞聖人のみ教えは全人類を救う教えであり、二千畳の参詣者は、世界70億人の代表とも言える。真剣に聞き、伝えなければならぬと繰り返…

高森顕徹会長(浄土真宗親鸞会)のよく言う「聞思して遅慮するな、モタモタするな」について考える

降誕会の話(3)「聞かなければ分からないから、聞く場所が必要」 : あさ川進の、宗教と私を読みました。 タイトルにも書いた「聞思して遅慮するな、モタモタするな」という高森会長の言い回しは、私も以前何度も聞いたことがあります。 ここ最近の親鸞会機…

自分を阿芸の大瀛になぞらえる高森顕徹会長の妄想(浄土真宗親鸞会)(顕真平成25年5月号より)

親鸞会機関誌顕真平成25年5月号を読みました。 以下、思ったことを書きます。今月号は、広島会館が落慶したことについての関連記事が紙面の半分以上でした。広島会館の落慶法要に、高森会長が話をした内容が「三業惑乱と阿芸の大瀛」だったようです。いつ…

宗教法人浄土真宗親鸞会(会長:高森顕徹)機関誌顕正新聞平成25年5月1日号を読んで思ったこと。特にタノム一念について

親鸞会機関誌顕正新聞平成25年5月1日号を読みました。 以下、思ったことを書きます。 4月に開催された親鸞会館での高森会長の法話は正信偈についてだったそうです。その部分の法友通信について書きます。題名は 肝要はタノム一念(顕正新聞平成25年5…

顕真に「真剣に聞け」と書き、顕正新聞に「真剣に聞こうとばかりする者は助からぬ」の御一代記聞書を掲載する親鸞会機関誌を読んで思ったこと。

前回の顕真平成25年4月号のエントリーに関連して、顕正新聞平成25年4月15日号を読んで思ったことを書きます。前回のエントリーで「『真剣に聞け』という話を真剣に聞く」ことの問題について書きました。この顕真と同時に会員に配布される顕正新聞(…

顕真平成25年4月号より「高森会長のいう『真剣に聞けという話』を真剣に聞け」ではどこへもいけません。

親鸞会機関誌顕真4月号を読みました。その中で、法友通信:2月24日テレビ講演…弥陀の救済に絶対不可欠な「宿善」仏法は聴聞に極まる(P42ー)の記事を読んで思ったことを書きます。 今回の法友通信の内容は、結論から言いますと、「『真剣に聞け』」とい…

高森会長の教えは、一言で言えば「ウソ、大げさ、紛らわしい」(しかばねさん他のコメントより)

私は、後生の一大事に驚きがたっていません・・・というか、それが、どういう状態になったことを指すのかも、よくわかりません・・・。(しかばねさんのコメントより) - 安心問答(浄土真宗の信心について)で、しかばねさん、浦島太郎さん、たかぼーさんよ…

親鸞会会員が、親鸞会に止まり続ける理由はビジネスマインドで法を聞くからについて

しかばねさんよりコメントを頂きました。有り難うございました。 コメントをして頂いたのは、安心問答でしたが内容から、こちらの脱会ブログにエントリーをします。 しかばね 2013/04/03 16:42 (略) 私は『脱会ブログ』を読んで、今も“親鸞会”に残っている…

「信心決定は絶対の幸福ではない」件について(しかばねさんのコメントより)

しかばねさんよりコメントを頂きました。有り難うございました。ただ、このエントリーの内容は、高森会長の話に関することなので脱会ブログの方に掲載します。 しかばね 2013/03/30 08:58 (略) 私は、高森先生が言っていた「いつ死んでも極楽往生間違いな…

忙しい現役会員のための「無明の闇・疑情・後生くらい心」

3月10日の大導師以上座談会の内容について、前回書きました。 アシスタント「苦しみの根源がお金だという人は悪知識だが、苦しみの根源が無明の闇だと教えるのは真の知識である」それは、真の知識ではない。 「私たちが助からないのは、弥陀の本願を疑う…

3月10日大導師以上座談会で高森顕徹会長が「私は悪知識」と告白した件

3/10大導師以上座談会の内容 (かなり推測) : あさ川進の、宗教と私を読みました。 以下、思ったことを書きます。感想を一言でいうと、「高森会長がなぜ生きるに書いた騙しの手口を公開した」です。さらに言えば「自らが悪知識であると告白した」といっ…

「歎異抄をひらく」(高森顕徹著)が絶対正しく、本願寺の学者が沈黙したとおもっている親鸞会会員に読んで欲しい「聖典セミナー歎異抄」の目次紹介

顕正新聞平成25年3月1日号を読みました。 一面の見出しは『ひらく』以後 沈黙の5年 でした。このような親鸞会のプロパガンダを読んで「そうだそうだ」を思っている人で、このブログを読んでいる現役会員の方はないと思います。少なからず疑問を持たれた…

「あやまれる求道は人を破滅にみちびくー法句経ー」高千穂正史著・遺文集 より

前回のエントリーに引き続き、高千穂正史師(熊本市・仏厳寺前住職)の著作より、親鸞会会員の人に読んで頂きたい部分を紹介します。高千穂正史遺文集―いのちのはなし作者: 高千穂正史出版社/メーカー: 熊本日日新聞社発売日: 2006/01メディア: 単行本この商…

「絶対者はいない」(愛語問答_高千穂正史著)より紹介

最近あるかたから、愛語問答(高千穂正史著・熊本日新聞社刊)をお借りして読みました。大変素晴らしい本でした。 愛語問答 (続)作者: 高千穂正史出版社/メーカー: 熊本日日新聞社発売日: 1987メディア: ?この商品を含むブログを見る Amazonには掲載されてい…

信の一念の自覚と、親鸞会でよくつかうアニメ「世界の光親鸞聖人第一部」親鸞聖人獲信の場面について

水さんよりコメントを頂き有り難うございました。 親鸞会のアニメに関する内容にも触れるエントリーなので、こちらに公開しました。 水 2013/03/02 17:58 ご回答有難うございました。 獲信の日時の記憶の有無によって信心をはかるのは間違い、というのはよく…

高森会長が事実上の敗北宣言、さらに顕真でとどめを刺されていた件(顕真2月号より)

親鸞会機関誌顕真*12月号の記事を、小学生でも気が付くような矛盾にさえ気が付かない高森顕徹会長: 飛雲 ~親鸞会の邪義を通して~で知りました。詳しい内容は、上記のリンク先をご覧下さい。読んで思ったことをエントリーとして書きます。 書いて有る内容…

聞法善を積みなさいとは、阿弥陀仏もお釈迦さまも勧められていません(顕正新聞平成25年1月1日号より)

元会員から見た浄土真宗親鸞会 |白道とは、聞法心・聞法善、廃悪修善のこと?????にも紹介されていましたが、私も気になった所なのでエントリーとして書きます。顕正新聞平成25年1月1日号に以下の記事が掲載されていました。 全て釈迦弥陀のご方便 富…

親鸞会の年頭所感をまとめると「いつ死ぬかわからないから財産は親鸞会に出せ」

顕正新聞*1平成25年1月1日号は、年頭所感が掲載されています。前回のエントリーに紹介した以外の部分で紹介します。年頭所感は、会長はじめ各部門長が文章を書いているので、現在の親鸞会の活動方針がよくわかります。 新年の確認と怒濤の光輪 高森顕徹 …

宿善の強調はしても意味は一行も書かない顕正新聞(宗教法人浄土真宗親鸞会機関誌顕正新聞平成25年1月1日号より)

宗教法人浄土真宗親鸞会機関誌顕正新聞平成25年1月1日号を読みました。 1月1日号は年頭所感が掲載されています。高森会長を始め主立った幹部の文章が掲載されていますが、その中で「論説」の内容が気になったので紹介します。 「論説」は、親鸞会弘宣局…

平成24年の宗教法人浄土真宗親鸞会(会長:高森顕徹氏)を振り返る

今年初めてのエントリーです。明けましておめでとうございます。 親鸞会では「明けましておめでとうございます」と言ってはならないと、私が在籍していたころは指導されていました。理由は、「今年後生をむかえるかもしれないのに何がめでたいのか」とのこと…