親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

「5.14日本最大の展示会場で降誕会・今年は東京ビッグサイト」(顕正新聞2023年1月1日号)を読んで思った事(歎異抄大學)

親鸞会機関紙・顕正新聞2023年(令和5年)1月1日号を読みました。

東京ビッグサイト公式サイトより

以下、気になった事を書きます。

今年の5月14日(日)江東区有明にある東京ビッグサイトで東京降誕会を開くという記事がありました。

東京降誕会では、高森光晴講師長が『歎異抄』について講演。関東一円の一般会場やオンラインで仏縁を結んだ人々が、一堂に会して聞法する勝縁となる。また、昨年の大阪報恩講に続いて、『歎異抄』により親しめる多彩な講座や体験・展示コーナーも予定されている。(顕正新聞2023年1月1日号・12面)

東京ビッグサイトの公式サイトでイベント情報を確認しましたところ、4月中までしか情報が出されていないため確認できませんでした。もう少しすれば記載されると思います。

一方、親鸞会制作の歎異抄大學のサイトには、詳しい日程が掲載されていました。

歎異抄大學サイトより

歎異抄に大いに学ぼう | 歎異抄大学
いつものように、注意してみないと親鸞会主催とは分かりにくい表示となっています。

歎異抄大學より

歎異抄に大いに学ぼう | 歎異抄大学
ただ、イベント概要を見る限りは、一般向けには「歎異抄に大いに学ぼう」となっており、「東京降誕会」ではないようです。

実質的な代替わりが本格化

昨年(2022年)から始まった歎異抄大學の講演会は、今年も続くようです。高森光晴講師長が著者の「歎異抄ってなんだろう」の新聞広告も出し続けているところを見ると、親鸞会側も事実上の会長交代に向かって進んでいるようです。

今年はこの5月14日の東京降誕会に向けて、首都圏では多くの講師・会員を動員しても各地での歎異抄講座やオンライン講座が開かれることと思います。昨年の活動もかなり厳しいものだったようで、現場の会員からの苦情も聞こえてきました。

以前、高森顕徹会長が健在の時は、全国各地で法話が開かれ、そこに向けて地元の人を誘うというのが活動の中心となっていました。その会員の動機付けとなっていたのは「高森顕徹先生の法話に誘えば、きっと真実が伝わるはず」という確信だったと思います。

では、高森光晴講師長に同じようなことを期待している会員はどれだけいるでしょうか。少なくとも、私が聞く限りではそのような声は多くなさそうです。

大規模なイベントを開いて、多くの人を集めても親鸞会のいう「真実を求めるもの」「真実を獲得するもの」はどれだけ集まったでしょうか。


「大きな会場で法話をする」という高森顕徹会長の形だけマネしても、何も残らないのではないしょうか。