親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

何の行事か分からなくなってきた親鸞会の報恩講チラシを見て思ったこと

2020年10月17日(土)18日(日)親鸞会館(富山県射水市)にて、親鸞会報恩講が行われる予定です。

そのチラシを紹介します。

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2020年10月親鸞会報恩講のチラシ(表面)

親鸞聖人報恩講とは書いてあるものの、報恩講の意義については全く書かれていません。
それよりも、歎異抄をひらく」40万部突破記念講演の文字と、「歎異抄をひらく」の写真が目立ちます。
18日は、午後はいつもの弁論大会はなく「歎異抄をひらく」の映画上映となっております。

この様子では、17日(土)のビデオ上映も、「歎異抄をひらく」がいかに売れているか、多くの人が読んで感動をしたか、何年も解説書が出なかった、映画まで作られたなどの内容になるだろうと思います。

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2020年10月親鸞会報恩講チラシ(裏面)

裏面にいたっては、「ギネス世界記録認定」「世界最大の畳部屋『二千畳」の文字が目に入ってきます。

しかも、どなたでも報恩講の日でも中に入って見学、行事参加が出来るようです。
また「ガイドラインにより最大1000名まで入場できる」とのことですが、8月15日号顕正新聞では「8月の降誕会も、地域を限定し、定員1500人で勤められる予定。」とあったところが、人数が減っているようです。
各地行事の規制が緩和の流れの中、親鸞会館は8月よりも厳しいコロナ対策をとっているようです。


8月の降誕会での高森会長のライブ配信とされていた映像も、あとで録画と分かり実際に会員を辞めた方もおられました。
当日も高森会長が、その日に話をすることはあまり期待はできません。当日何の話をするのかの演題(講題)も書いてないところをみるとなおさらです。

仮に「歎異抄をひらく」の話をしたいだけならば、報恩講の名前は使うべきではありません。
これを読まれた会員の方は、自分は何を聞きたいのかを、一度振り返って考えて見て下さい。