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親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

平成25年(2013年)後期親鸞会講師試験問題(親鸞会機関誌顕真平成25年12月号より)

宗教法人浄土真宗親鸞会機関誌_顕真H25年12月号を読みました。そこに、講師試験問題と回答が掲載されていたので紹介します。

【1】 我々に「弥陀の浄土へ生まれたい」という心が起きるのはなぜか。簡潔に答えよ。


【2】 人間がどれだけ善に励んでも、
    仏眼からご覧になれば毒が混じっている、
    と仰った親鸞聖人のお言葉と、
    その根拠を示せ。


【3】 「帰命」とはどんなことか。
    「尊号真像銘文」で示せ。


【4】 弥陀に救い摂られても、煩悩は死ぬまで
    変わらないことを教えられた。
    親鸞聖人の『ご和讚』を二つ、示せ。


【5】 善知識にあうことは難しいと仰った、
    親鸞聖人の『ご和讚』と根拠を二つ書け。


【6】 真剣に善に向かうと、何が知らされてくる
    かを教えられた、覚如上人のお言葉と、
    根拠を示せ。


【7】 「南無阿弥陀仏」に無上の功徳があることを
    教えられた釈迦のお言葉を、三つ示せ。


【8】 真の先祖供養を教えられた、
    覚如上人のお言葉と根拠を示せ。


【9】 「阿弥陀如来は、どんな極悪人をも救い切る
    ことができる」と教えられた親鸞聖人の
    『ご和讚』と、その根拠を示せ。


【10】 阿弥陀如来の光明のはたらきに三つあるが、
    その名称と、はたらきを示せ。また、
    二つで言うこともあるが、その二つも示せ。
(顕真H25年12月号P42より)

この講師試験に合格するのは、まともに真宗を勉強した人ほど難しいものです。
ちなみに、講師試験とは、親鸞会発行の「教学聖典」1号〜9号+最近の高森会長の話の内容から出題される筆記試験です。出題される問題は10問で、8問以上正解だとほぼ合格となります。ちなみに、「根拠を示せ」というのは「教学聖典」に書かれている通り、漢字ひらがな、句読点に到るまで書かねば減点対象になるというものです。その意味で、親鸞会に所属していない人が合格するのは難しい試験と言えます。


ただ、毎回の講師試験には、前述した通り「最近の高森会長の話」から出題されるものがあります。それが、特に頭をかしげるような問いと答えになっています。
特に今回で言えば、

【1】 我々に「弥陀の浄土へ生まれたい」という心が起きるのはなぜか。簡潔に答えよ。

【8】 真の先祖供養を教えられた、
    覚如上人のお言葉と根拠を示せ。

がそれにあたります。他にもおかしいと感じるものはありますが、今回は割愛します。

ちなみにそれぞれの回答を紹介します。


【1】 我々に「弥陀の浄土へ生まれたい」という心が起きるのはなぜか。簡潔に答えよ。

【1】 阿弥陀仏が十九願に「欲生我国」と
    誓われているから。


【8】 真の先祖供養を教えられた、
    覚如上人のお言葉と根拠を示せ。

【8】 「親鸞閉眼せば加茂河にいれた魚に与うべし」
    と云々。これすなわち、この肉身を軽んじて、
    仏法の信心を本とすべき由をあらわしまします
    故なり。これをもって思うに、いよいよ葬喪を
    一大事とすべきにあらず、もっとも停止すべし。(改邪鈔)

【1】に関しては、「欲生我国」は、18願にも誓われているので、なぜ19願に限るのかということが全く意味がわかりません。

【8】に関しては、問いが「先祖供養とはなにか」と言われたのにたいして、いわば「先祖供養を否定された」覚如上人のお言葉と出しているので、問いと答えが全く合いません。


ただ、このような「講師試験」に合格するために、会員は非常に多くの時間を費やしています。そんな暇があったら、念仏するか、御文章を拝読すればいいと思います。間違っても「なぜ生きる2」は読まないことです。