2022年10月22日に親鸞会講師の添谷亮介氏が、「桜嵐坊の仏教部屋」に登場しました。
このような形で親鸞会講師が本願寺派の僧侶と対談をするのは初めてのことでした。
親鸞会と本願寺10の相違点 親鸞会批判の真実に掲載されている
「親鸞会と本願寺10の相違点」について順番に話すというものでした。
その中で2番目の「親鸞聖人の教えに善の勧めは?」の「三願転入は弥陀のおはからい」についてに親鸞会の特徴が良く出ていました。
引用場面は以下リンクより。29:06〜
親鸞会さん と 本願寺派さん どう違う?(ゲスト)添谷亮介さん「桜嵐坊🌸の仏教部屋」 - YouTube
布施が間に合ってじゃないですよ。
これは真宗教義の常識の中の常識ですから、ここを流石に間違ったら、親鸞聖人の教えじゃなくなってしまいますから。
ではなぜ親鸞会が(善をすれば助かると)言っていると思われているのかな。
ということでいうと、これはわたしが話をするボードなんですけど三願はこのような関係である。
19願が諸善の勧めであり、20願は念仏のお勧めですよと。
これに対してチャット欄のコメント
それに対する添谷氏の回答。
引用場面は、リンク先より。32:30〜
親鸞会さん と 本願寺派さん どう違う?(ゲスト)添谷亮介さん「桜嵐坊🌸の仏教部屋」 - YouTube
では、なぜ善を勧めるのか。
これについて一言で言えば阿弥陀仏が勧めておられるからですね。そしてその阿弥陀仏の願意をあきらかにされたお釈迦様も、親鸞聖人も勧めておられるからですね。
根拠は、19願の修諸功徳ですね。
別のチャットコメントについて
これに対する添谷氏の回答。
引用部分は以下のリンクより。38:30〜
親鸞会さん と 本願寺派さん どう違う?(ゲスト)添谷亮介さん「桜嵐坊🌸の仏教部屋」 - YouTube
阿弥陀仏の願力によってさせていただくんですね。ですから、19願の善も阿弥陀仏の願力によってさせて頂く善です。お念仏だってそうじゃないですか。
20願の自力の念仏だからと言ってすすめないということはないじゃないですか。念仏は信前信後を通して大事なお勧めですよね。19願の善も阿弥陀仏のお勧めですからですから往生浄土の方便の善となるんですよ。
このあたりで、同じく親鸞会講師の筬島正夫氏が、チャットでコメントを入れています。
添谷氏と筬島氏の話に共通していることは、「自力念仏を勧めているのだから、自力諸善を勧めても良いではないか?」というものです。
端的にいうと、諸善と念仏の違いがとても曖昧なのが親鸞会の見解だということがわかります。
三願転入という言葉こそ使うものの、その三願の理解は敢えていうなら浄土真宗ではなく浄土宗の考えに近いです。
2022年10月30日21:00〜より、その三願転入について、親鸞会と本願寺派はどう違うかの二回目が配信されます。
「三願転入」(ゲスト) 阿部信幾 先生「親鸞会と本願寺派 どう違う?」
Live配信後も見ることができるので、是非比較のために会員のかたは聞いてみてください。