最近、親鸞会会員でブログを書いていたあさ川進さんが、親鸞会を除名になったことを、本人のブログ記事で知りました。
参照
つくべき縁あればともない、離るべき縁あれば離れ : あさ川進の、宗教と私
朝令暮改の親鸞会ですから、特別驚くことではありませんでしたが、今回の除名に関して親鸞会はまた戻れないポイントを通過してしまったのだと感じました。それについて今回は書きます。
結論から言えば、今回の件で親鸞会は会員が全く物が言えない団体になってしまったと言うことです。なぜなら、あさ川さんのブログを見る限りは、親鸞会に対する批判というより、会員の立場からの建設的な提言だったからです。そんな会員を「除名(親鸞会では最も重い処分であり、親鸞会会員との接触を禁止、親鸞会の所有地への立ち入り禁止)」にするのですから、ブログはおろか口頭でも親鸞会(高森顕徹会長)の意向に反する会員は排除される前例を親鸞会は作ってしまいました。
この話を聞いて思い出したのは、北朝鮮のNo.2でありながら処刑された、チャン・ソンテク氏のことでした。
「どれほど長い間党に忠実だったとしても、今日一瞬でも忠実でなかったら、忠臣となることは出来ない。」朝鮮労働党の機関紙、労働新聞がキム・ジョンイル(金正日)総書記の言葉を紹介したのです。
http://www.youtube.com/watch?v=b9XFcoa5rj0
全く親鸞会は、このような組織になってしまったという事をあらわすのが、今回のあさ川さんの除名です。
今回の除名を見て、多くの幹部講師部員はくび元が涼しくなったことと思います。「どれほど長い間、高森顕徹会長に忠実だったとしても、今日一瞬でも忠実でなかったら、忠臣となることは出来ない。」のが、今の親鸞会です。○○局長、○○総監、○○講師長、○○長といったところで、明らかにおかしな会長の指示に意見をしたら除名になる会に完全になってしまったようです。高森顕徹会長の思いつきと、思い込みによって、滝壷に一直線なのが今の親鸞会です。
最後に、数年前に「物を言え」と言っていた、親鸞会機関誌・顕真を紹介します。
(親鸞会機関誌・顕真平成20年1月号より)
これを見ると「物を言え」と言っていた親鸞会が「物も言えん」団体になった事よく分かります。
追伸
あさ川さんへ、除名は親鸞会の辞め方としては最高のものです。今後は、親鸞会公式認定の「親鸞会と関係無い人」としてのご活躍を念じます。
それから、親鸞会を辞めたいけれどもなかなか辞めることが出来ない方は、ブログで自分の思いをありのままに書いてみてください。親鸞会の方から、除名にしてくれるそうです。