親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

『ギネス記録2021』に二千畳が登場(顕正新聞2020年12月1日号)を読んで思ったこと

顕正新聞2020年(令和2年)12月1日号を読みました。 今回気になったのは、「『ギネス記録2021』に二千畳が登場」でした。そこで、ギネス世界記録2021発売日: 2020/11/18メディア: 大型本を購入して当該の箇所を読んでみました。 ギネス世界記録2021よ…

「自信教人信」から「自知教人知」へシフトした親鸞会(顕真2020年9月号より)

顕真2020年9月号を読みました。 顕真2020年9月号表紙今回は、8月に親鸞会館で行われた降誕会・追悼法要の2日目に高森顕徹会長が久しぶりに会員の前で話をした(後に事前収録と分かる)内容が主体となっていました。 機関誌としても、高森顕徹会長の久しぶり…

いつの間にか高森顕徹会長の過去のビデオ法話上映が前提になっている最近の親鸞会館行事について思うこと

目次 今回もビデオ法話だった「二千畳講演会」 顕正新聞での「高森先生の法話」の記述の変化 行事の前提が変わった 「高森先生から直接聞かねば」から「ビデオ法話でもネット中継でもよし」へ 会の運営事情でただ続けるビデオ法話の行事 「高森先生が話をさ…

逃げ場は親鸞会の外にあります。幹部の自死を通して思ったこと。

hiun.cocolog-nifty.com こちらにも書かれていますが、親鸞会の幹部の一人が自死をされました。 今年の顕正新聞にも元気そうな姿が記事になっていたのを見ていただけに、大変残念なことです。 どうしてそういう道を選んだのかは本人にしか分かりません。 し…

まるで親鸞会卒業式のようだった初めて高森顕徹会長が完全に出てこなかった報恩講

2020年10月17日(土)18日(日)親鸞会館(富山県射水市)にて、親鸞会主催の報恩講が行われました。 2020年親鸞会報恩講のパンフレット表紙パンフレットに掲載されている行事内容と、実際の行事が異なっていました。 以下のように、プログラムは掲載されて…

「親鸞会の教えと、浄土真宗の教えで決定的に違うのは何ですか?その違いが私たちの救いに影響するのでしょうか?」(質問箱より)

質問箱より親鸞会の教えと、浄土真宗の教えで決定的に違うのは何ですか?その違いが私達の救いに影響するのでしょうか。 | Peing -質問箱- これに加えて書きます。「親鸞会の教えと、浄土真宗の教えで決定的に違うのは何ですか?」というのは、このブログを…

はじめて当ブログに来られた親鸞会会員(元会員)の方へ知っていただきたい三願転入の解説

shinrankaidakkai.hatenablog.com これに続いて、親鸞会会員(元会員)に知っていただきたいのは「三願転入」です。 目次 三願転入の本文 浄土真宗辞典ではどう書かれているか? 違いは「方便」の説明 三願転入のご文で確認してみる まとめ 三願転入は、親鸞…

何の行事か分からなくなってきた親鸞会の報恩講チラシを見て思ったこと

2020年10月17日(土)18日(日)親鸞会館(富山県射水市)にて、親鸞会の報恩講が行われる予定です。そのチラシを紹介します。 2020年10月親鸞会館報恩講のチラシ(表面)親鸞聖人報恩講とは書いてあるものの、報恩講の意義については全く書かれていません。…

[固定]はじめて当ブログに来られた親鸞会会員(または元会員)の方へ知って頂きたい「仏願の生起本末」

当ブログは、タイトルの通り宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会したいと思っている会員と、すでに脱会された元会員に向けて書いています。 私は、親鸞会元講師部員です。1999年(平成11年)から2009年(平成21年)1月まで、10年間講師部員として活動を…

先月辞めた元会員さんによる「なぜ今ごろ脱会したのか?」について

コメント欄に頂いた「先月辞めた元会員」さんの文章が最近まで会員だった方の心情をとても正確に書かれていたので、記事として紹介します。 先月辞めた元会員 2020-09-20 13:46:19 先月辞めた元会員です。会員歴25年ですがそのうち20年は報恩講降誕会参詣と…

親鸞会幹部講師の法話がYoutubeで公開。その意味を考える。

Youtubeの親鸞会公式チャンネルに、親鸞会幹部講師の法話が公開されました。【浄土真宗の法話】親鸞聖人の教えは「なぜ生きる」の答え(前編) 高森光晴氏の法話動画です。以前と髪形も変わり、高森顕徹会長に寄せてきたような印象を受けます。 サムネイルに…

同朋の里へ移転した顕真学院。以前の建物はどうなったか行ってみた(情報提供)

顕正新聞2020年(令和2年)8月15日号によると、今年の5月1日に顕真学院が福井県あわら市から富山県射水市の同朋の里に移転しました。 顕真学院は、布教に専念する講師部や、本会の聖務に従事する親友部を目指す若人の養成機関である。(顕正新聞より) …

顕真の特集「歎異抄をひらく」の肝要を学ぶ。を読んで思ったこと(顕真2020年7月号)

親鸞会機関誌 顕真2020年(令和2年)7月号を読みました。 この号は目次から一部引用しますと以下の記事が掲載されていました。 特集1 コロナ禍に教えの光 オンラインで歓喜広がる 特集2 「歎異抄をひらく」の肝要を学ぶ 全章を貫く「他力信心」 ここ…

2020年親鸞会降誕会・追悼法要の内容を参加者はどう受け取ったのか(顕正新聞2020年9月1日号より)

shinrankaidakkai.hatenablog.com 前回の記事で、2020年親鸞会 降誕会・追悼法要の内容について書きました。 今回は、その行事の内容について書いた顕正新聞の内容から、親鸞会会員はどのようにその話を受け取ったのかを書きます。最初に「論説」にどう…

「無明の闇=後生くらい心ではない」と自著「なぜ生きる」の間違いについて釈明をはじめた高森顕徹会長(2020年08月10日親鸞会館降誕会より)

2020年08月9日(日)10日(月)と親鸞会館にて、降誕会・会員追悼法要が開かれました。 親鸞会20200809-10降誕会しおり9日は、過去のビデオ法話の上映でした。演題は「真の先祖供養とは(歎異抄第5章)」。 10日は午前中のみ高森顕徹会長が4ヶ月ぶりに会…