親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

今までの教義間違いを「なかったこと」にしようとする高森会長のアニメ映画偏重

7月2日(日)にネット中継での高森会長の話がありました。
話の内容は、以下のブログ記事に紹介されていますが、アニメ映画「なぜ生きる」のセリフについての話でした。
shingikensho.blog12.fc2.com

前回の当ブログのエントリーで、アニメ映画「なぜ生きる」の話がずっと続いている理由を書きました。
shinrankaidakkai.hatenablog.com

今回は、それからまた考えたことを書きます。

前回のエントリーでは、高森顕徹会長がアニメ映画の話ばかり理由を、親鸞会聖典にすることを決めたからだと書きました。
それに加えて考えた理由は、このアニメ映画「なぜ生きる」のみを親鸞会聖典として、それ以外の著作や映像は「なかったこと」にしようとしているのではないかということです。

その理由は、これまでも同じようなことをしてきたからです。

都合が悪くなると「なかったこと」にしてきた親鸞会の歴史の一部を紹介

その1 会報

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以前親鸞会会員むけに会長が書いた「会報」がありました。私が、親鸞会に入会した平成5年の時点ですでに「もうすぐ絶版になる」と聞き、買いそろえました。その後、予定通り「会報」は在庫がなくなり次第絶版になりました。会報は当時「現代の教行信証」「真宗の教えが全て書かれている」と会員にはアナウンスされていました。そのため、そんな大事な本がなぜ絶版になるのか誰もが不思議に思っていました。しかしその後、その会報の内容のかなりの部分が他人の著作からの剽窃であることが分かり、絶版にしたのも納得しました。
(参照)会報1〜5の目次
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(全部で5冊なのですか、なぜか半分近くが「善知識」というのが特徴です)

その2 本願寺なぜ答えぬ

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本願寺派と「宿善」について教義論争をした結果をまとめもので、高森顕徹会長の著作です。
会員向けには、「本願寺派に完全勝利した」と宣伝していましたし、出版当時は「イナヅマ作戦」と称して戸別訪問で各地の寺や真宗門徒に売り歩いていました。
しかし、これもその後出版停止になりました。もちろんその理由は会員には案内されませんでした。
これも本当の理由は、ネット上に本願寺派の反論文章の完全版が公開されたことにより、「なぜ答えぬ」で一部だけ引用して如何にも「本願寺に勝った」かのように加工していただけだという嘘がバレてしまったからです。もちろん、熱心な会員以外が読めば、そんな印象操作も空しくどう読んでも親鸞会が勝ったようには読めない本です。
これも「絶版」にすることで「なかった」ことにしています。今年入会した会員は、この本の存在も知らないと思います。
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少なくとも機関紙では、ここ最近善の勧めを書かなくなってます。これだけ声高に主張したことは、親鸞会では「なかったこと」になっているようです。または、別の世界線の話のようです。


「なぜ生きる」(一万年堂出版)出版の目的

それ以外にも、過去の著作が剽窃だらけであることが、ネット上で明るみになると、それらのことを「なかったこと」にするために、高森顕徹会長の著作として初めて剽窃がない(とされている)「なぜ生きる」を出版しました。
ところが、この「なぜ生きる」は、内容が真宗教義からいって大変問題があり、ネット上では大いに批判を受けることになります。それに反論する形で「なぜ生きる2」を出版しましたが、またまた教義上問題があり批判を受けます。

映画制作の目的も、過去を「なかったこと」にするため?

そこで高森顕徹会長は、著作を出すことを諦めて、ソフト化しない限りあまり批判を受けない(受けたら修正できる)劇場公開のアニメ映画制作にとりかかったのではないかと思います。(なにせ映画館で上映している映像がネットに流れれば「映画泥棒」として訴えることができます。)また、シネマ学院を同朋の里に建設することを考えると、一般向けのソフト販売はしない可能性が高いです。

本は一度出版すれば、内容を修正することはほぼ不可能になります。また、本の文章が証拠として今まで散々批判をうけてきました。そこで、現在修正作業を続けているアニメ映画が完成または、会長が修正作業ができなくなった段階で、高森顕徹会長の著作物はアニメ映画「なぜ生きる」だけを残して全て絶版になると予想されます。

高森顕徹会長の目線で考えて見ると、親鸞会結成25周年頃に、自らを会員に「蓮如上人以来の善知識」と呼ばせて、その後会館を各地に会館を建てている当時は、自らの説くところの「本当の親鸞聖人のみ教え」がこれほど批判されることは夢にも思っていなかったことでしょう。

今まで出した著作を全部なかったことにして、今度こそ批判を受けないようなものを残したいという思いで映画の修正をしているのが今の高森顕徹会長です。「火の雨も 親鸞学徒受けて立つ」と勇ましく言っていたのも遠い過去になったようです。
ここ最近の顕正新聞論説に出ている最近の高森会長の話の要約も、「こう言えばネットでも批判されないだろう」という一心で話をしている姿が目に浮かぶようです。

最後に高森会長へ

自らの名誉の為に話をしたり、作品を造るのではなく、そんな貴方を信じている会員の為に法を伝える努力をして下さい。何か深い御心があって映画「なぜ生きる」の話をつづけているのだろうと信じている会員の多くに同情致します。