現役の親鸞会会員の方は、御存知のことですが、親鸞会は現在社会人対象に偽装サークルをつくって正体を隠しながら勧誘活動をしています。
10年以上前に、親鸞会を脱会された方からすると、「偽装サークルは大学生相手の勧誘だけだったのでは?」と思われるかも知れません。10年前でも、親鸞会を含めた宗教団体の偽装サークル勧誘が大学側から問題視され、以前のように一大学で多くは数十名入会することはなくなりました。
そこで、親鸞会は自らの団体名と目的を隠して勧誘する場を、社会人の若者と一般層に移しました。以前に、外部からも問題視されつづけていた偽装勧誘を、会を挙げての勧誘方法として採用したのが現状です。大学の偽装勧誘では、「今の大学生は仏教といえば、それだけで話を聞いてもらえないからだ。」と言い訳をしていました。確かに、アニメ「世界の光親鸞聖人」がでる前は、学生以外の部門では「親鸞会」と名乗って会場を借りては法話をしていました。しかし、現在は各地の親鸞会館以外に親鸞会の名前を出して行う行事はありません。
全国各地で行われている「アニメ上映会」「アニメ勉強会」「ブッダに学ぶ○○」或いは、ネットを探せば、こんなものもあります。
japan-buddhism.co.jp
いずれも、親鸞会の名前は出てきません。そこに出てくる親鸞会の講師やアニメ講師も、「仏教講師」というよく分からない肩書きや別の肩書きで名乗っています。
親鸞会に長く居ると、そのような偽装勧誘自体に対する罪悪感はどんどん薄れていきます。ここまで読まれた現役会員の方の中には、「それのどこが悪いのか」と思われる方もあるかも知れません。
そこで、今回は最近親鸞会の社会人偽装サークルに勧誘され、親鸞会館の高森会長の法話に参加された方のブログ記事を紹介します。
記事は、4つあります。最初は全く親鸞会と知らされず、それを知った驚きと、その後親鸞会館での法話の感想、偽装サークルに対しての感想が率直に書かれいます。
これを読まれた会員の方に知っておいて頂きたいことは、このような偽装勧誘を行って、参詣者が一名増えたとか、入学される方が一名増えたと日々活動していると思いますが、その「一名」は人間なんだということです。目標達成の為の数値ではありません。
正体を隠した勧誘を受け、親鸞会館まで足を運んだ人がどんな気持ちになるか考えたことはないでしょうか?また、貴方も最初は同様のことを感じたのではないでしょうか?貴方にとって「親鸞会の教えが素晴らしい」ということは、「貴方の思い」であって、勧誘相手の気持ちではありません。
騙された相手からすれば、そんな団体をまともな団体だと思うわけがありません。このような偽装勧誘を会をあげてするままが、親鸞会だけでなく、浄土真宗の名前も貶めていることに気がつかねば成りません。
人を騙すようなことさえしなけりゃ、
俺もこんな記事書くことなかったのにね(哀)
(【親鸞会】偽装サークルのなれの果て…まさしく応報!とやま交流会で学ぶ「因果の道理」 : 読書シンガーKazuのワクワク書評日記)
誰でも情報発信できる現代では、親鸞会の偽装勧誘活動は真実開顕どころか、「親鸞会の」真実露顕にしか結果としてなりません。自分の所属する「親鸞会の教義」が正しいと思うのなら、もう偽装勧誘は止めるべきです。