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親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

書評3「親鸞聖人を学ぶ」(伊藤健太郎・仙波芳一著_1万年堂出版)「親鸞伝」ではなく、宗教法人浄土真宗親鸞会_高森顕徹会長の著作「なぜ生きる」「なぜ生きる2」「歎異抄をひらく」のPR本

親鸞聖人を学ぶ

親鸞聖人を学ぶ

この「親鸞聖人を学ぶ」についてのエントリーは3回目です。
この本の特徴の一つは、高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)の著作の宣伝のためにつくられたものだということです。その目的は、「親鸞聖人のアニメ映画上映会」や「仏教教室」に来た人に、この「親鸞聖人を学ぶ」を勧め、高森顕徹会長の著作を勧め、宗教法人浄土真宗親鸞会への入会者を増やすためです。


そのため、本書の中では、何箇所も「詳しくは高森顕徹会長の著書を参照」と書いてあります。
以下、その高森顕徹会長著書を参照するページを紹介します。
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親鸞聖人を学ぶ P222)
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親鸞聖人を学ぶ P228)
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親鸞聖人を学ぶ P278)
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親鸞聖人を学ぶ P295)

普通、どこかの本を参照するようなときは、その本の一部分でも引用して書くものですが、本書にはそのような記述はありません。とにかく買って読んでみてくださいということのようです。


内容のほとんどは、前回のエントリーに書きましたが、親鸞聖人のエビソードに関しては「アニメ映画世界の光親鸞聖人」のセリフの転記とその場面の説明です。
一例をあげるとこのような形式です。
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そして教義的な内容に関しては、有る程度書いた後は、大事なポイントには言及せず「もっと詳しく知りたい人は高森会長の著作を読んでください」と成っています。

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上記のベージのあと、10ベージにわたってアニメ映画「世界の光・親鸞聖人」シリーズ、「なぜ生きる」「なぜ生きる2」「歎異抄をひらく」「親鸞聖人の花びら 桜の巻・藤の巻」の紹介が続きます。

つまり、この本は最後の10ベージに紹介してある高森顕徹会長の著作物を紹介するために、300ベージのカタログの文章を書いているようなものです。本の形をした有料カタログと思えば間違いありません。通販番組で一つの商品を紹介するのに20分近くその効用を紹介するようなものがありますが、それによく似ています。「親鸞伝」だと読者に思わせて、ベージをめくると、その人は延々と「高森会長著作物紹介番組」を見せられるようなものです。

新聞広告による高森会長著作の販売も以前ほど効果がなるなったために、本という新しい広告を生み出したのがこの「親鸞聖人を学ぶ」です。

それでも、書いてある内容には誤りがあるので、それについては次回のエントリーに書きます。