親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

親鸞会を脱会したい人に見てもらいたい「浄土真宗の法話案内」の紹介

最近、浄土真宗の法話案内|全国の法話の情報を自由に掲載・閲覧できるサイトですというサイトが公開されました。現在ベータ版(テスト運用中)です。ユーザー登録した人が、各自で入力した法話情報が表示されるサイトです。


私が、このサイトを紹介する理由はたった一つです。それは、脱会希望者の最後の足かせをとりたいということです。


私が今まで会った事のある脱会希望者および、脱会者の人のほとんどから聞かれた質問が、「親鸞会を辞めたらどこで話を聞いたらいいのですか?」です。これは、「仏法は聴聞に極まる」と親鸞会で聞かされてきた人にとって切実な問題です。なぜならば、それまで親鸞会の中では「高森先生以外に本当の親鸞聖人のみ教えを説ける人は世界にいない」とか「五百年に一度現れた『善知識』である」と聞かされてきたからです。そのため、親鸞会会員のほとんどは「伝統教団に法を説ける人は誰もいない」と思い込まされてきました。特に最近は、高森会長の著作「歎異抄をひらく」が発刊されて5年半いまだに反論がないのは、伝統教団がその正当性を認めたからだと機関紙(顕正新聞)にさかんに掲載しています。


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(画像は顕正新聞平成25年10月1日号13面 48KOSEN12回 より)


それでも、いろいろな情報により「高森会長の話は信用に値しない(かもしれない)」と思った人が、最後脱会に踏み切れないのが、上記に挙げた「親鸞会を辞めたらどこで話を聞いたいいのかわからない」というものです。


そこで、この「浄土真宗の法話案内」を参考に、是非一度親鸞会ではない法話に参詣していただきたいとおもいます。もちろん、まだベータ版なので全国全ての法話が掲載されているわけではありません。また、一度足を運んでたちどころに脱会の決心が固まるともいいません。


しかし、現在の日本でも多くの法話が開かれ、法を聞く場所はたくさんあるということを知っていただきたいと思います。親鸞会だけが法話を開いていると思うのは間違いです。なんとなく間違いかも知れない話を惰性で聞き続けて、ゆっくり死んでいくことを私はお勧めしません。阿弥陀仏以外、誰も貴方の後生を助けてはくれません。高森会長も、親鸞会も、とどのつまりは貴方の後生を保証してくれるものではありません。脱会を躊躇して、ただ今の救いを諦めたら何も残りません。


外に目を向けて、ただ今の救いを聞いてもらいたいと思います。