親鸞会を脱会した人(したい人)へ

宗教法人浄土真宗親鸞会を脱会した人(したい人)の為に、親鸞会とその教義の問題について書いたブログです。

高森会長の話はなぜ分かったようで分からないのかを顕正新聞論説から解説(顕正新聞平成29年10月15日号を読んで)

宗教法人浄土真宗親鸞会(富山県射水市)には、親鸞会館があり毎月1回高森会長の法話が行われています。そこには、全国から会員が会長の話を聞く為に足を運んでいます。私もかつては、親鸞会館に足を運んでいました。高森会長の話の内容は、大きく分けると二…

アニメ学院や「ご解説ビデオ」よりも「あなたの白道」を読むのが会員にとって本当の報恩講(顕正新聞平成29年10月1日号を読んで)

顕正新聞平成29年10月1日号を読みました。以下思った事を書きます。 今回は、台湾会館落慶座談会が一面でした。また、大阪会館が落慶間近という記事も目立ちます。 とはいえ、やはり今回もシネマ学院の記事が掲載されていました。 10月の報恩講に向けて、準…

シネマ学院の完成と「くもりのちはれめでぃあ」の開設に見るポスト高森顕徹会長の親鸞会(顕正新聞平成29年9月15日号を読んで)

親鸞会の機関紙・顕正新聞平成29年9月15日号を読みました。読んで思ったことを以下に書きます。今回も、シネマ学院一色の内容でした。10月7日8日の親鸞会館での報恩講で初上映とのことでした。 このシネマ学院で映画「なぜ生きる」で仏法讃嘆という…

親鸞会の今後がわかる「ブラジルから届いた歓喜の手紙」(顕正新聞平成29年9月1日号)

顕正新聞平成29年9月1日号を読みました。 一面に掲載された記事を読んで感じたことを書きます。 見出しは「晴れて大悲の願船に」ブラジルから届いた歓喜の手紙でした。 内容としては、ブラジルの会員が、映画「なぜ生きる」を見て「大悲の願船に乗せていた…

「捨てものは「自力の心」ただ一つ」の論説(顕正新聞平成29年8月1日号)を読んで思ったこと

顕正新聞平成29年8月1日号を読みました。一面と論説から読んで思ったことを書きます。 一面は、シネマ学院の施工業者へのインタビューでした。どれだけ高機能な映像設備なのかが詳しく説明してありますが、まるでよい施設で視聴すると映画「なぜ生きる」の…

「シネマ学院9月末完成」(顕正新聞より)を読んで思ったこと

(顕正新聞平成29年7月15日号より) 顕正新聞(宗教法人浄土真宗親鸞会の機関紙)2017年7月15日号を読みました。 今回一面に掲載されているのは、タイトルにも書きましたが「シネマ学院(同朋の里)9月末完成 映画『なぜ生きる』から親鸞聖人の…

今までの教義間違いを「なかったこと」にしようとする高森会長のアニメ映画「なぜ生きる」への偏重

7月2日(日)にネット中継での高森会長の話がありました。 話の内容は、以下のブログ記事に紹介されていますが、アニメ映画「なぜ生きる」のセリフについての話でした。 shingikensho.blog12.fc2.com前回の当ブログのエントリーで、アニメ映画「なぜ生きる…

高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)が、アニメ映画「なぜ生きる」の話ばかりをし続ける理由を考える

2017年06月25日に親鸞会館で高森顕徹会長の話がありました。すでに他のブログでも言及されていますが、アニメ映画「なぜ生きる」の中の蓮如上人のお言葉の意味についての質問に答えるというものだったそうです。 hiun.cocolog-nifty.comshingikensho.blog12.…

「高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)がたまにまともな真宗教義をいう問題」の背景について

顕正新聞平成29年6月1日号論説を読みました。以下、思ったことを書きます。 (略) 阿弥陀仏は、大悲の願船を見る目もなく、船長の声を聞く耳も持たぬ逆謗・闡提の者を目当てに、「必ず乗せて絶対の幸福に救い摂り、極楽浄土へ渡す」と誓われている。大…

親鸞会の「絶対の幸福」に真宗教義上、絶対になれないたった一つの理由(顕正新聞平成29年5月15日号論説より)

親鸞会の機関紙である顕正新聞平成29年5月15日号を読みました。以下、思ったことを書きます。 今回は、特に論説の内容に関して書きたいことがあります。それは「絶対の幸福」について書いてあったからです。親鸞会に在籍された方ならご存知のとおりですが、…

高森顕徹会長が突然「法に依りて、人に依らざれ」と言い始めた背景を考える。

少し前に、高森顕徹会長が話の中で「法に依りて、人に依らざれ」の釈尊のお言葉を通して話をしたそうです。 どのような内容であったかは、すでに他の方のブログで言及されているのでそちらをごらん下さい。hiun.cocolog-nifty.com shingikensho.blog12.fc2.com…

最近の高森顕徹会長(宗教法人浄土真宗親鸞会)の話に全く感動しない人にむけて書いた記事

最近の親鸞会の話が、映画「なぜ生きる」に関係したことばかりです。これを聞くと親鸞会会員で熱心な方は「同じ話を聞くことが大事なのだ」と言われると思います。「同じ話を聞くことが大事なのだ」については、私も異論はありません。南無阿弥陀仏のいわれ…

親鸞会における忖度と二種深信は「二つの心が同時に起きる」ものではない件(親鸞会機関紙顕正新聞平成29年4月15日号論説)

宗教法人浄土真宗親鸞会(高森顕徹会長)の機関紙顕正新聞平成29年4月15日号を読みました。今回は岡山会館の落慶とその座談会の内容が主なものでした。 論説にまとめた記事が掲載されていたので、それを読んで思ったことを書きます。題名は「『他力の信心を…

「追い詰められないと救われない」ように親鸞会会員が考える理由(顕正新聞平成29年3月15日号論説より)

顕正新聞(宗教法人浄土真宗親鸞会の機関紙)平成29年3月15日号の論説(「弥陀の願心を聞く一つ」)を読みました。内容は、最近高森顕徹会長が話した内容をまとめたものですが、親鸞会における阿弥陀仏とその救済についてとても解りやすく書いてあった…

親鸞会のアニメ映画「なぜ生きる」への傾斜とその影響を考える

現在親鸞会では映画「なぜ生きる‐蓮如上人と吉崎炎上‐」に全力を傾けています。昨年5月の完成以来、全国での映画館上映のあと、公式HPでは掲載されていないながら、各地の公民館などで映画上映が続いています。中には寺で上映会が行われるところもあるそうで…